トップ中国のあれこれレストランで味わう

レストランで味わう

北京や上海のような大都市と地方では、食事情に大きな差があります。

都市部には各地の持徴をそなえた料理が集まり、四川料理なら”菜馆”というふうにそれだけを専門にするレストランがたくさんありますが、地方ではその土地の郷土料理を出すところに行って独特の風味を味わうのも、旅での楽しみの一つです。

店の名に”餐庁”、”餐馆”、”菜馆”、”饭庄”、”酒家”がついているのは、みなレストランや食堂ですが、この名袮だけでランクを判断するのはむずかしいので、ホテルのインフォメーションなどで、好みの雰囲気や予算を伝えて、ふさわしい場所を教えてもらいましよう。

レストラン

レストランによっては、一般用と貴賓用の席を分けてあり、外国人が予約を入れたときには、自動的に貴賓用に席が準備されます。

そういうところは、テーブルまわりも清潔で服務員も親切で落ち着いて食事ができますが、もちろん値段のほうも一般席の倍ほどになることが多いです。

中国料理 個室

高級ホテルのレストランで、夕食に中国料理のコースを取ると1人80元前後から数百元のものまで、上はきりがありませんが、街中では20元程度でそれなりの食事はできます。

また、どこの街にもある庶民的な軽食堂”小吃店”を利用して、麺や餃子などを食べれば、5~10元でお腹いっぱい食べることができます。

なお、中国のレストランでは、北京の超高級レストランなどは別にして、普通は服装に特に気を使う必要はありません。会社の作業服などで来ている人も、かなり見かけました。(個室を予約していた人達)


 

中国の四大料理

「四大菜(si da cai)」は中国の四大料理のこと。
中国料理は、長い歴史と広大な国土を持つため、料理も非常にバラエティに富んでいます。四大とは、以下の北京、四川、上海、広東を指しますが、東西南北の地方による味の特徴を表す次のような言葉もあります。

南淡北咸 东酸西辣(nán dàn běi xián dōng suān xī là)

南方の料理は、豊富な食材の持ち味を生かした淡白な味付けで、
北方では、厳しい寒さを乗り越えるため濃いめの塩味となり、
東では特産の酢を用い、
西方の四川地方では、香辛料を巧みに用いた辛い料理が有名
・・・という意味です。

中国料理1

 

レストランでの注文のしかた

大勢で予約して出かける場合は、一人いくらと予算を告げでおまかせにすると、前菜から、主食、デザートまでバランスよく料理が出されて、注文の手間も省けます。

その店の名物料理を聞いて、それを中心にコースを組んでもらうのもよいでしょう。

単品で注文するときは、三人なら料理3皿とスープが皿数の基本です。
それに、主食とデザートを、おなかの具合と相談して付け加えれば良いでしょう。

四人なら料理も4皿となり、中国料理は、やっぱり大勢で行ったほうがより楽しめるものです。

注意:
中国に行ってすぐのタイミングに、事情もわからずに一人でレストランに行き、日本の中華料理店の感覚で、炒め焼きソバと餃子、そしておいしいと聞いていたキャベツ炒め(手素包菜)、さらにコーンスープを頼んだしことがありました。

結果は、一皿も食べきることができず、全てを半分ほど残してしまったのでした。中国の料理一皿は、すべて2~3人前だと考えておいた方が無難です。なので、3人で行ったときは、基準が3皿ということになります。

料理の構成

料理の構成は、ほぼ次のとおりです。

①前菜 :冷盘儿(lěngpán ér)。
②海鮮類=エビ、力二、フカヒレ、アワビなど。
③肉類 =猪肉(zhūròu)、牛肉(niúròu)、鸡肉(jīròu)などに分かれる。
④スープ:汤(tāng)
⑤豆腐 :豆腐(dòufu)と野菜:蔬菜(shūcài)料理。
⑥主食の御飯類:饭(fàn)、麺類:面(miàn)。
⑦点心(diin xin)=饺子(jiǎozi)や春卷儿(chūnjuǎn ér)。
⑧デザート:甜品(tiánpǐn)。

中国料理3

テーブルマナー

中国のテーブルマナーは、西洋料理ほど堅苦しくなく、おいしいものを賑やかに食べるのがあくまでも基本ですが、それなりの常識はわきまえておきたいものです。

円卓か正方形のテーブルに8人から10人が1卓となり、入口から一番遠い席が上座で、主賓がそこにかけて主人はその真向かいの入口に近いところか、または話しがしやすいように主賓の左隣りに座ります。

テーブルには、小皿、碗、れんげ、箸のほか、スプーンが右手に置かれている場合がありますが、これは中央の料理を各自の皿に取り分けるのに使います。

ふつう、ナプキンが鳥や花の形に美しく畳まれて差してあるのが、ビールやジュース用のグラスで、これと並んでワイン用のグラスがあり、一番小さいのは茅台酒を飲むグラスです。これはよく乾杯用に使われます。

料理は前菜から始まって、温かい料理から順に魚介類、肉料理、野菜と続き、スープ、デザートで終わりとなります。ごはんや麺類は通常は最後の方で出てきますが、ところによっては出ないこともあります。

私はいつも先に確認しておいて、それを頭に入れておき、それまでの料理の食べる量を加減していたものです・・。

新しい料理の出るごとに主賓から順に取り回しますが、全員に行き渡るように1回目は少なめに取り、一回りしたあとに好きな料理を適宜取って食べます。

各自で大皿の料理を取るのが習慣ですから、箸使いには気を配り、料理をこねまわしたりせず、手前の取りやすい所から取っていくようにしましょう。(メニューの見方や精算の仕方は次の記事で)
 

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