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中国語は英語の4倍早く話せるようになる

私は英語と中国語が話せますが、英語は19年間学習を継続していて、中国語は3年半、中国滞在時に学習と実践をしていました。

そして今は、どちらも同じくらい日常会話をすることができます。
どちらもネイティブと1日中一緒に過ごして、一切日本語を使わずにコミュニケーションが取れるくらいになれました。

自分の体験より、日本人には中国語の習得の方が、「すごく」有利だと思っています。

中国語

繰り返しになりますが、
中国語で日常会話が話せるようになるために必要な学習期間と、
英語の場合とを比較すると、中国語の方がはるかに短期間で話せる
ようになります。

日本人が中国語習得しやすい理由

その理由の一つは、
日本人はすでに漢字を知っているというアドバンテージがあるからです。

中国語の文字は漢字なので、日本人は見ただけである程度はその意味を感じ取れるし、推測もできます。全てが感じ取れるという意味ではありませんが、かなりの部分に対してあると思っています。

また、その文法も日本人にとっては、とても理解しやすいとも思っています。

理由の二つ目は、
中国語は英語を参考にして、簡単にコミュニケーションが図れるように考えて作られた言語だということです。

例としては、

・動詞の変化がない(複雑な特別の変化など)
・現在・過去・未来形の厳密な使い分けがない
・三人称単数形は「s」をつけるというルールもない
・疑問文を作るときには単語を並び替える必要がない
  ⇒肯定文で聞きたい単語を疑問詞に置き換えるだけ
・現在進行形や現在完了、過去完了といった構文の使い分けがない
  ⇒平叙文に簡単な1語をつけるだけで表せるようになっている
     ・
     ・
等々、英語に比べてややこしいルールが本当に少ないのです。
 

 

ニュース中国語への誤解

中国語ニュース

ニュースなどで早口でペラペラと話している中国語は、とてもむずかしく聞こえます。恐らく普通の日本人は、まったく意味がわからないと思います。

それを聞き取れないという難しさは、2つの単語がつながっているように感じるほど早く発音されていることと、知らない単語がたくさん混じっているからです。

以上の理由により、日常会話はまったく問題なく話せる者にとっても、半分くらいはよく意味が聞き取れないというようなレベルになります。

つまり、ニュースなどの中国語のレベルに対して、日常会話ができる程度のレベルを目指すのなら、そのむずかしさは1/3か1/4の程度なのです。

何を言いたいかというと、
中国語で日常会話を話せるようになるという目標は、まじめに取り組めば、かなり早く簡単に達成できるということです。

なぜなら、日常会話で使う単語の数は限られているし、話す文も非常にシンプルなものばかりなので。

「明日、時間ある?(明天有没有时间?)」
「一緒に〇〇に行こうよ(一起去〇〇吧)」
「何をするの?(做什么?)」
「△△だよ(做△△)」
「じゃあ、どこで待ち合わせる?(那,在哪里见面?)」
「◇◇の前で(在◇◇的前面)」
「何時に?(什么时候?)」
「□□時でどう?(□□点怎么样?)」
    ・
    ・
というような会話。
あるいは、

「昨日、〇〇レストランで△△を食べたんだ」
「とてもおいしかったよ」
「それはいくらだったの?」
「◇◇元だった」
「どんな味だったの?」
「とても香りが良くて甘かったよ」
    ・
    ・
というような会話などを、シンプルな文で何度も言葉のキャッチボールをしているのです。

それこそ、LINEで短い文のキャッチボールを繰り返しているのとまったく同じですね。

せいぜいむずかしめの文としては、
「もしも~だったら、〇〇はどうする?」
「△△が~だったので、昨日は…をしたんだ」
「〇〇と~をしたあと、□□と◇◇をしたよ」

というような、2つの短文がつながったような文の程度。
主文と副詞節、名詞節、形容詞節がくっついたような文。
あるいは、主文2つを接続詞でつないだような文などですね。

日常会話では、この程度の文がほとんどなので、上の例のような文を話せるようになれば、ほとんど不自由無しにコニュニケーションができるようになります。

あとはやる気と、まじめに取り組むか・・・ですね!


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