トップ中国のあれこれ交通機関と利用方法

交通機関と利用方法

中国ではまだまだバスが主要な移動のための手段となっています。
電車は長距離の移動用というような位置づけ。

china bus

国土が広いので、低コストで移動しようとする人は、延々とバスを乗り継ぎ、30時間以上掛けて故郷に帰ったりする人もかなり多いです。

飛行機は超長距離移動用、電車は長距離移動用、バスは長・中・近距離移動用というイメージですね。

china train

ちなみにタクシーもあり、中・近距離用という位置づけです。

タウン内の交通

大きな街や都市を結ぶのは、中・長距離バスですが、鎮(日本の市に当たる)の中は街をグルグル巡回するバスがあります。

とにかく一乗りで2元、約30円という料金で、どこから乗っても、どこで降りても料金は一律というシステムでした。

また、大きな都会のバスは必ず停留所でないと止まってくれませんが、田舎の街の巡回バスは手を上げるとどこでも止まって載せてくれて、どこの場所でも
下!(シャー)=降りる」
と言うと、すぐに止まって降ろしてくれました。

日本ではあり得ないサービスです。

交通機関に乗り慣れない人

中国は国土が広大で、大きな都市以外は全てものすごい田舎という感じに見えます。ものすごい遠くの田舎から、大勢の人が都会に出稼ぎをしに来ています。

その中の大半の人は、まったく交通機関に乗るのは初めて・・というような人が多く、バスなどには全く慣れていません。

そのため、バスに乗るとすぐに気分が悪くなって、苦しみ出す人が多いです。

バスの中には黒くて薄手の安いスーパーの袋みないなのが吊り下げられており、気分の悪くなった人はすぐにその袋をちぎり取って、その中に出したりしています。

田舎では燃料で走る乗り物が少ないからなのでしょうか。

 

タクシーの乗り方

タクシーは、街のメインストリートなどをたくさん走っていて、大きなスーパーやホテルの前などには何台も止まってお客を待っています。

china taxi

利用したい場合は日本と同じで車に近づいていくと、運転手がこちらを見るので、運転手に「○○まで行きたいんだけど、いいかな?」
と聞いて、そのあと
「いくら?」
と聞くことになります。

従来のタクシー料金は、全て交渉制でした。とにかく乗るときに、
「~まで、いくら?」
と確認し、交渉してからでないとすごい料金を取られることがあります。

お客が外国人、特に日本人だと思うと、
「あっ外国人だ。日本人かも。少しふっかけてやれ。」
・・とばかりに通常の倍ほどの値段を言ってくることがあります。

100元(1500円)くらいなら「150元とか200元」と。

中国へ言ってすぐの頃は中国語が話せなかったため、全て現地の人にまかせていました。時には激烈に大声を出して交渉したり、ふっかけてくる相手を罵ったりして交渉することなどもありました。

滞在期間が長くなって中国語を話せるようになってからは、自分でしっかりと交渉するようになりました。

中国語を話せない日本人にとってはむずかしい作業なのですが、中国人にしてみればちょっとした気分転換のゲームのようなものなのです。

駆け引きをみると、とてもそのようには見えませんが。

交通ルールなど

中国の交差点は、日本と同じように通常の十字路になっているのですが、大きな交差点には十字路の他に左折側へのショートカットが設置されています。

どの方向にも設置されており、どんな信号であっても左折だけはいつでもできるのです。

出口のところで右から来た車に注意しながら、合流していけば良いのです。とても合理的なように感じます。

そして、最初に訪中したときにとてもびっくりしたのは、バイクや自転車はいちいち右側通行のルール通り走らず、しょっちゅう逆走をしたりしています。ときには自動車でも逆走するときがあるのです。

ある小路から左折するときは、右側通行なので一旦向こう側の車線に合流して、左方面へ走っていくべきです。

しかし、左折して少し行ったらまた左折するようなときは、反対側の車線まで行かずに、すぐに反対車線の端を逆走してショートカットしていくのです。

警察がそれを見ても、一向に取り締まりをしないのです。
この程度は適法なのでしょうか・・。

それともう一つ不思議なのは、道路サイドの歩道ですが、何かあればすぐに第二の道路としてみな通路の上を走って行くのです。

本当におかしな交通ルールです。

バスの運ちゃんは無法者?

それからもう一つ。中国に行って初めて見たものがあります。
それは何かと言うと、街の中でバスが他のバスに追い越しを掛けることです。

日本では恐らくあり得ないことだと思います。もちろん中国は国土が広く道路が広いということはありますが。

街の中でバスが対向車線を越えて前のバスを追い越すというのを見たときも、本当にびっくりしました。

そういうバスの運転手が多いのですから、会社の厚生旅行のときに、我々を乗せたバスが他の部門のメンバーを乗せたバスを追い越して、次はそのバスに追い越されるということが起こったときには、それほどびっくりはしませんでした。

バス同士が目的地へ着くまで何度もカーチェイスをするということ、あなたは信じられますか・・・。でも事実です!

さらにバスの運転手はすごいことをやります。

中国でもスピード違反を取り締まる速度センサーを、道路脇に設置しているのは日本と同じです。しかし検出するやり方が違います。

速度センサーが走行する車の前方に設置されているのではなくて、車が走り去るときに後方よりそのスピードを検出するようになっています。

右側通行ですから、右側走行車線の車をその後方(真後ろ)から検出するようになっています。

そこで中国のバスの無法運転手は、センサーが設置されているエリアに来ると、平気で対向車線側へ車を乗り越えさせ、センサーの感知線上に車が入らないようにして、通過して行ってしまうのです。

これも日本ではまったく見たことがないバスの走行方法です。
お客さんを乗せていても、まったくそのことが意識から離れているとしか思えないような、運転の仕方でした。

田舎はバスの無法地帯・・と言えるようなところがまだまだある中国でした。
 


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