トップ日本と違う中国の結婚事情

日本と違う中国の結婚事情

近年中国では、桁違いに多い人口の増加を抑えるため、「晩婚奨励」とあの有名な「一人っ子政策」が採用されています。

晩婚奨励

晩婚奨励の制度によると、男性の場合は25歳、女性の場合は23歳まで結婚できないことになっています。地域によっては、男女の合計年齢が50歳以上というような制限にしているケースもありますが、ほぼ同じような条件の中で管理・統制しているようです。

中国結婚

一人っ子政策

結婚年齢を制限する「晩婚奨励」制度は、どうなんだろう‥と思ってしまうのですが、それに加えて「一人っ子政策」というものが、長きに渡って実施されてきています。非常に厳しい制度で、違反をすると、職を失ったり多額の罰金を科せられたりします。
(少数民族は例外ですが)

私が中国で働いていたときに同僚にそこのところを聞いてみると、地方政府によって罰金の金額が異なっていることがあるとのこと。中国全体で「一人っ子政策」が統一政策であるにも関わらず、実際は地方の事情によって、多少その内容が変わっているようでした。

一人っ子政策

今から10年ほど前のことですが、工場で1ヶ月働いたら日本円で2万円弱の給料のときに、ある地方では300万円の罰金であり、別の地方では30万円という話を聞きました。

同じ共産党が治めている一つの中国ですが、地方毎にその政府にサジ加減を許しているようでした。

 

本当に一人だけ?

そんなふうに厳しく管理されている「一人っ子政策」ですが、実は、多くの抜け穴があって、多くの人がそれを守っていないと感じたものでした。

なぜかと言うと、中国の正月である春節が明けると、故郷から戻ってきた大勢の人たちが、あちこちで新たに職を求めて活動を始めます。自分の会社でも、月に何度も求職者と面接をするのが常でした。

ある面接のとき、応募者の一人に兄弟や家族などのことをいろいろ聞いてみると、どうもその当人だけの一人っ子世帯ではなくて、兄弟が何人もいるようなのです。

面接

面接のときは、必ず本人の身分証明証を確認するのですが、微妙に写真が違っていたりするのです。ずいぶんあとになって聞いて見ると、実はその写真(身分証明書)は、姉のものだったということが、何回もありました。

多額の罰金が科せられるので、2番目の子供が生まれても、政府に届け出をしていないということなのです。

身分証明証がなければ、通常の会社には採用してもらうことができません。
唯一、身分証明証無しで採用してもらえるのは、水商売だけでした。
だから姉の身分照明証を自分だと偽って、面接したというのです。

中国の人口は、公称13億人などと言われていますが、上のような実態がすごく多いいということを考えると、実際は軽く15億人は超えているに違いないのではと想像しています。

このままこの政策が進んでいけば、国が発表している人口と、名簿に載っていない大勢の人が溢れているその実態が、さらに大きく拡大していくと考えられます。

一人の人としてカウントされていない人たちが溢れてきて、何か社会的な問題にはならないのでしょうか・・?

国際結婚

国際結婚は、公安関係者と外交官を除いて自由に認められています。
以前は外国人と結婚すると、ほとんどが相手の国で生活する道を選んだらしいですが、現在は結婚後も中国にとどまって生活するカップルが増えているようです。

昔の出国目的からの国際結婚は、ようやく愛情からの国際結婚へと変わりつつあるようです。
 

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