トップ一番最初に覚えた基本文30 どうぞ~して下さい

30 どうぞ~して下さい

中国語を学ぶときのスタンス:
英語でも中国語でもそうですが、外国語を学ぶ時の頭の中のメカニズム
は、母国語と外国語をいかに関連させるかです。大人になってからの学
び方は、そのようになります。

例えば、英語の
 Which do you like better, A or B ?
という構文の場合、
 AとBと、あなたはどちらが好きですか?
という日本語表現と「イコール」なのだと覚えれば、あとはいろんな
応用がきくようになります。

 Which do you like better, coffee or tea ?
 コーヒーにしますか、紅茶にしますか?

このときに、AorB がなぜ文章の前に来ないのかとか、
どうして AorB を like と better の間に入れて、
 Which do you like AorB better
としてはいけないのか、などと通常は考えないものです。

少なくとも、語学の授業ではそうです。

english lesson

ところが語学を習うに当たって、やたらと文の構成について、
 「なぜ」「どうして」
を突き詰めるということは、かぎりなく文章を細かく分けて、それぞれ
の機能について解析することになります。

そのことは、外国語を早く習得する上で、本当に重要なことになるで
しょうか?

私の経験上では、優先すべきは分析作業ではなく、あくまでも母国語
との関連を知り、実際に使いこなせるようになることです。

文型や構文をそのまま覚え、そしてイコールである母国語の文型や構文
とをセットにして覚えるのが、一番の方法と思っています。

そしてその中の単語を自由自在に入れ替えて、言いたいことを使い分け
ることこそ、効率良く習得する方法です。

文法は、その文を理解したり応用できるようになる上で、どうしても
重要であると感じたときにだけ、目を向ければ良いでしょう。

あまり細かく複雑に考える必要はありません。

細部の機能ばかり追及することは、語学教育ではなくて言語分析学の
取り組みになります。決して語学能力の素早い向上に、大きく寄与する
ことはないでしょう。

文法は理解を深めることでは大事ですが、それにばかりこだわっている
と、なかなか前に進めません。

早く中国語をマスターしようとするのなら、まずは重要な基本構文を
しっかり覚えて、使いこなせるようになることです。

あとは、単語をどれだけたくさん覚えて、使えるストックにキープして
おくか・・です。

中国語マスターのコツは、このことに尽きると思っています。

さて、今回も重要基本文を学習しましょう。
あと少しです。
 

 

■課題文

 01) ちょっとお待ちください。
   请等一下
   qǐng děng yīxià

 02) どうぞお召し上がりください。
   请吃吧
   qǐng chī ba

 03) お気をつけて。
   请慢走
   qǐng mànzǒu

 04) どうぞお座りください。
   请坐
   qǐng zuò

■文の構成

  + 「依頼の内容」

      
 どうぞ~して下さい  座る

相手に何かするのを頼んだり、進めたりするときに使う文で、
依頼を表す表現になります。

「请等一下」は丁寧な文ですが、友人達との場合は「请」をつけずに
「等一下」だけで、「ちょっと待って!」という意味合いになり、
とてもよく使っていました。

また、03)の「请慢走」は、地元の食堂などで食べたとき、
精算して店外へ出て行くときに、必ず店主から言われたものでした。

■語句

・どうぞ~して下さい  请
・待つ         等
・ちょとだけ      一下
・食べる        吃
・(文尾につける語)  吧  (~しよう)ぜ! というような働き
・ゆっくり       慢
・行く         走
・座る         坐

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