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中国語が話せることに繋がった学習法

今回は、中国にいってあることをし始めてから、急速に単語を覚え、
文を作り、自分の意思を相手に伝えられるようになったことについて、
話したいと思います。

中国語を話せるようになろうとするのなら、単語を覚えて、ピンインと
発音(四声)を覚え、主語や動詞を理解して少しずつ話す練習をして、
会話ができるようになっていくということは、誰でも知っている通りで
す。

中国語を学習していろんな語彙や文法を学習することは、中国語を学習
する上での基礎であり、一人でできる学習です。しかし、話せるように
なるには、どうしても話すための練習が必要です。

英語の場合もまったく同じですよね。

すぐ近くに中国人の友達がいれば、いつも一緒にいて中国語で話す練習
をすれば良いのですが、日本にいて中国語を少しでも話せるようになる
ためには、話す以外にどんな勉強法があるのでしょうか?

わたしは中国に渡ったときは、当然一言も話せなくて、数年の長期滞在
だったので、まずは単語から少しずつ覚えるようにしていったものでし
た。

しかし、ただ本を眺めているだけではなかなか感覚が掴めず、簡単に前
に進むことはできませんでした。そうこうして、あまり進捗のない1ヶ
月が経ってから、あることが起こったのでした。

そして、そのあることが起こってからというもの、急速によく使う単語
を覚えるようになり、文を作り、相手に言いたいことが伝えられるよう
になっていったのです。

そのあることとは何か・・?

mail

それは「メール」です!

 
一度、歓迎会ということで仕事が終わってから食事に行き、食べ終わっ
てから唯一の気晴らし・・ということで、みんなで日本人カラオケに行
ったのでした。

日本人カラオケというのは、日本のクラブのような場所で、リクエスト
すると日本語のカラオケで歌えるのでした。もちろん小さな舞台もあり、
そこへ出ていき気持ちよく歌えるわけです。

店に入ると、お客一人に話し相手の女性が一人ついて、ボックスのぐる
りには数組のカップルが座り、ゲームをしたり歌を歌ったりするのです。

karaoke

最初はまったく話せなかったので、すべて紙に漢字を書いての筆談でし
た。それでも半分くらいは意味がわかって、相手にも通じたものでした。

終盤の雰囲気になったとき、突然相手が携帯電話を見せて欲しいと言い
ました。「はい、これ」と言って見せてやると、あれこれいじったあと
「ありがとう!」と言って返してくれました。

それからしばらくしてお勘定をして、会社の宿舎にもどりました。
そして次の日です・・・。

夜、食事をしていると、突然携帯電話が鳴ったのです。
呼び出しではなく「メール」でした。もちろん中国文で・・。

ここからわたしの効率的な中国語勉強が、始まったのでした。
(続く)
 

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