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疑問代名詞「什么」:疑問以外の用法
疑問代名詞「什么」は疑問文として疑問を表す使い方以外に、次のようないくつかの使い方があります。聞いたときにわかるよう頭の片隅に入れておきたいものです。
1)「什么+的」という使い方
一つまたは列挙されたいくつかの成分のあとにつけて使うと、「など」あるいは「‥‥といったようなもの」という意味になります。
例えば、
(1) 我想买点儿点心什么的。
wǒ xiǎng mǎi diǎnr diǎnxin shénme de
お菓子などを買いたいのです。
(2) 跑步,打球,游泳什么的,他都喜欢。
pǎobù , dǎqiú , yóuyǒng shénme de , tā dōu xǐhuān
ランニング、野球、水泳など、彼はすべて好きです。
2)不確定な人・物事を指すケース
「什么」を省くと、意味は変わりませんが、よりストレートな言い方になります。
例えば、
(1) 没什么好点心。
méishénme hǎo diǎnxin
あまりいいお菓子がありません。
(2) 你去上海,我没什么不放心的。
nǐ qù shànghǎi , wǒ méishénme bùfàngxīn de
あなたが上海に行って、私が心配するのは何もない。
3)「什么」が不特定なものを指すケース
「都」あるいは「也」の前に使われて、話題になる範囲では例外がないことを表します。
例えば、
(1) 王兰病了,什么都不想吃。
wáng lán bìng le , shénme dōu bùxiǎng chī
王蘭は病気になって、何も食べたくありません。
(2) 我什么也不知道。
wǒ shénme yě bù zhīdào
私は何も知りません。
4)2つの「什么」前者が後者の内容を決定
前後二つの「什么」を対応させて、前者が後者の内容を決定することを表すというケース。
例えば、
(1) 去小卖部看看,什么好就买什么。
qù xiǎomàibù kàn kàn , shénme hǎo jiù mǎi shénme
売店へ行って何かいいものがあったら買います。
(2) 什么最好吃,我就吃什么。
shénme zuì hǎochī , wǒ jiù chī shénme
すごくおいしいものはすぐに食べます。
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