中国で最初に会話練習した2つの場所

中国で生活するようになった始めの頃は、少しでも早く中国語が話せるようになりたいと考えていました。なぜなら、中国では日本語だけでなく、英語もまったく通じなかったからです。

服務員

私が住んでいた広東省の田舎都市では、少しでも英語が話せるという人はまったくいない状況で、唯一、星のあるホテルに一人二人の話せるスタッフがいるという程度でした。

 

早くカタコトで中国語のやり取りができるようにならないと、閉じこもった生活となってしまい、毎日帰国だけを考えるようになってしまいかねません。

まずは生活のためには欠かせない、ある2箇所でのやり取りだけは、絶対にできるようになる必要がありました。

その一つ目は、ティッシュやシャンプー、食料品やお酒などを購入するスーパーマーケットです。当然ですよね!

そしてもう一つは、ローカルの食堂やレストランなど、おいしいものを食べさせてくれる場所でした。娯楽施設のほとんどない街での唯一の楽しみと言えば、飲むことと食べることなので。

中国の広東省で、たくさんのおいしい中華料理を食べる‥ということは、最も楽しいことの一つだったかも知れません。

私は会社の寮に入っていたので、日曜日はまかないさんが休みのため、外食をする必要があったというのも理由の一つでした。

なので、好きなビールと焼きそば、焼き鳥などを注文して食べて、終わったら精算することができるようになっておきたかったということです。

週に2~3回は、これらの店に行って中国語の実戦練習をしていました。
 

 

会話例:

今回は、中国に行ったときに一番最初に実戦会話トライをした、食事をするための会話について、例をあげてまとめてみました

注)中国では店の店員さんやスタッフは、「服务员 (fúwùyuán)」と呼ばれています。

1)席に着くまで

■レストランの会話例:

レストラン

客人 : 你好。
    nǐhǎo
    こんにちは

服务员: 你好。你们几位?
    nǐhǎo . nǐmen jǐ wèi
    こんにちは。あなた達は何人ですか?

客人 : 我们四个人。
    wǒmen sì gèrén
    私たちは4人です。

服务员: 好的。请进。
    hǎo de . qǐng jìn
    いいですよ。中に入って下さい。

■現地食堂の会話例

現地食堂

現地の食堂は、店先にテーブルをたくさん並べて、オープンカフェの
ようにしていたり、店は奥に長くて入り口のドアがなかったりすると
ころが多かったです。

客人 : 你好。
    nǐhǎo
    こんにちは

服务员: 你好。
    nǐhǎo
    こんにちは

→ お客は店に入って行き、席を指差して確認します。

客人 : 这里可以吗?
    zhèli kěyǐ ma
    ここ、いいですか?    

服务员: 可以。
    kěyǐ
    いいですよ。

客人 : 有没有菜单?
    yǒu méiyǒu càidān
    メニューありますか?

服务员: 有。等一下。
    yǒu . děng yīxià
    あります。ちょっと待って下さい。

→ 店員さんは、メニューを取りに行きます。


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