中国語会話例|本場の飲茶を楽しもう(2)
中国へ行ったらなんといっても”飲茶”ですね!
とにかく安くてうまい店が、本当に多いんです!
”飲茶”をやっているレストランのスタイルは、大きく分けて3つあります。
よくあるのは、いろんな食べ物を載せたワゴンが店内をぐるぐる回っているので、近くに来たときに呼びとめて欲しいものをもらうスタイルです。
ホテルのレストランなどで多いかも知れません。香港のディズニーランドなどもこのスタイルで、とてもおいしいものが多かったのを覚えています。
もう一つは、店の入り口付近に、ずらりと食べれるものを並べていて、そこへお客が取りに行くスタイルです。何十種類も並んでいるものの中から、自分が食べたいものを伝えて取ってもらい、席に戻って食べるやり方です。
3つ目は、香港などの高級ホテルの飲茶レストランなどで多いのですが、メニューを見て一品一品(もちろんまとめてで構いませんが)スタッフに注文するやり方です。こちらはむしろ、普通のレストランと同じスタイルですね。
注文するときの会話
“蒸笼 (zhēng lóng)” または“笼屉 (lóng tì)”=セイロは積み重ねられていて、中に何が入っているのかわからないものも多いので、遠慮せずに聞いてみれば良いでしょう。すぐにセイロを開けて、中を見せてくれます。
杉:这是什么?
zhè shì shénme
これは何ですか。
服:寿桃包。
shòutáo bāo
桃まんじゅうです。
杉:甜不甜?
tián bù tián
甘いですか。
服:甜。
tián
甘いです。
杉:这个呢?
zhège ne
これは?
服:您请看,这是鲜肉粽子。
nín qǐng kàn , zhè shì xiānròu zòngzi
どうぞご覧ください。肉入りちまきです。
杉:我要一个。
wǒ yào yīgè
ひとつください。
服:记帐单在哪儿?
jì zhàngdān zài nǎr
伝票はどこですか。
杉:就在这儿。
jiù zài zhèr
ここです。
伝票と支払い
ワゴンが自分のテーブルまで回って来るのが待ちきれなければ、こちらから出向いて行っても構いません。
”点心”をもらうと、そのたびごとに”服务员 (fúwùyuán)”が、各テーブルに置いてある“记帐单 (jì zhàngdān)"(=伝票)に記入してくれます。
また、店によってはカウンターが作ってあって、おかゆなどはそこで受け取るようになっていることもあります。その際にぱ“记帐单" を忘れずに持って
行って、かならず記入してもらわなければなりません。
“记帐单"には、”特点 (tèdiǎn)” “大点 (dà diǎn)” “中点 (zhōngdiǎn)” “小点 (xiǎo diǎn)”などの項があります。つまり値段に段階があるわけですね。回転寿司などで、皿の色の違いによって値段が違うのと一緒です。
支払いの方法はふつうの食事と同じように”服务员”を呼ぶか、あるいは自分で“记帐单"を”收款处 (shōukuǎn chù)"(=レジ)まで持き、計算してもらうかのどちらかです。
いずれにせよ"结帐 (jiézhàng)”の一言で済んでしまいます。
これは余談ですが、
私が住んでいた地方では、”买单 (mǎi dān)”(支払いをします)と言う人が多かったように思います。もちろん私も、いつも”买单”を使っていました。
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