おいしい中華料理を食べるため知っておきたい3つのこと

日本人なら中華料理が好きな人は、とても多いのではないでしょうか。
私も中華料理は大好きなので、中国で生活し始めた最初の頃は、毎週末、街の中へ食べに行ってました。

もしも、海外ツアーで中国に来たのなら、ほとんどはホテルのレストランか、市中の有名で大きなレストランで食べることになると思います。

しかし、おいしい中華料理はレストランだけとは限りません。
むしろ街の中にこそ、おいしいローカルの料理があったりもします。
もちろん、価格もとてもリーズナブルです。

ここでは、おいしい中華料理を食べるために、あらかじめ知っておきたい3つのことについて、ご紹介したいと思います。その中の2つは、自分の失敗した体験からきているものなので、読んでいただき同じ失敗をされないようご注意いただけたらと思います。

 

1:食事できる3つの場所

ツアーなどの海外旅行では、食事の場所はあらかじめホテルのレストランなどに設定されていますが、仕事などで中国に長期滞在しているような場合は、大きく分けて次の3つの場所のいずれかで、中華料理を食べることになります。

1.ホテルや市中のレストラン
2.市中の食堂(店内、店外)
3.街中の屋台(歩道上)

レストラン2

レストランは、
どちらかと言うと、高級な料理が多くて金額も高く、誕生パーティなどのイベントやビジネスなどでの接待やなどで利用されることが多いです。

市中の食堂は、
日本における料理店やラーメンショップ、大衆食堂といった趣の店で、様々な店や料理があり、その味はピンからキリという感じ。でも、おいしい料理も多くて、その割りに価格はかなり安く財布にやさしい店が多いです。

3~4人で4種類の料理を注文して、ビールを4本くらい飲んでも120~130元。日本円にすると2,000円くらいで、一人だと500円くらい・・。
(田舎都市ではこの程度ですが、上海や広州などの大都市ではもっと高い)

街中の屋台では、
ご飯ものや麺類、一品料理、焼き鳥など様々な食べ物があり、大方は店先や路上、歩道上などでプラスチックのテーブルや椅子を並べて、夕方頃から営業しています。

価格はさらに安くて、市中の食堂に対して半分から2/3くらいの設定となっているところが多いです。びっくりしたのは、朝食で食べたお粥が、日本円で10円もしない店があったことです。

ここでのまとめとしては、チャンスがあったらレストランだけでなく、是非、市中の料理店や屋台にもトライしてみていただけたらと思います。

手凘包菜,钢锅肥肠,铁板田鸡, 辣棘虾・・・、安くておいしい料理がたくさんありますよ!
 

 

2:料理の量が多い

中国滞在し始めた最初の頃の、失敗第1段です。

ボリューム

中華料理の一皿の量ですが、日本のとはまったく違っています。
料理の種類や店によって多少バラつきがありますが、イメージとしてはいずれも日本の2倍くらい。

中国滞在が始まった最初の頃のことですが、そのとき滞在していたホテルのレストランに行って、中華料理を頼んだのでした。私一人だったので、自分の好きなものを食べようと、日本にいるときの感覚で3品とデザート1品を頼んだのです。

あんかけ焼きそば、木くらげと豚肉の炒めもの、コーンスープ、そしてごま団子を。(これは中国語の料理名ではありません)

7~8分ほど経って、最初の料理が運ばれてきました。木くらげと豚肉の炒めものです。

な、なんと、皿がでかい!
小皿や中皿どころではありません。
ボリュームも多いぞっ!2人前以上じゃないか!

そして少し遅れて、次の料理が運ばれてきました。
焼きそばの量もすごい!
一人ではとても食べきれないぞっ!

そしてさらにコーンスープが。
洗面器のような大どんぶりに、たっぷりのコーンとスープが!
       ・
       ・
ごま団子も日本のものより一回り大きく・・・、これはお持ち帰りです。

結局、それぞれの料理を、何とか無理して半分近くまで食べ、あとはギブアップとなったのでした。食べ残して帰り、心は敗北感に包まれていたのでした。

中国の食事のスタンスは、複数の人が一緒に食事、大皿の料理を回しながら少しずつ取って食べ、人数分くらいの料理の数を注文するという感じでした。一人で何皿も注文・・・は、無謀でした
 

 

3:メニューは漢字だけ、何の料理?

同じく、失敗第2段です。

メニューありますか?
あります。どうぞ。
ありがとう!
開くと・・・・・・・・。

メニュー

全て漢字の塊りで、わからない漢字だらけだー!
料理の写真がまったくないぞー!

漢字をいくら見ても、どんな料理なのかさっばり見当がつかず、
仕方なく、
これとこれ!
と、メニューを指差してどうにか注文。

いったい何が出てくるのか・・・戦々恐々の思い。
えー、こんな料理なのー!

とても、食事を楽しむどころではありませんでした。

やはり、おいしい中華料理を食べるためには、事前に少し調査しておくことが必要だったのです。基本的なネーミングのルールを理解して、少しはメモっておくべきだったのでした。

その頃はまだデジカメが普及していなかったので、メニューにはほとんど料理の写真は載っていませんでした。


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