中国と日本の習慣の違い/割引表示、映画館座席
中国で生活を始めたときに、いろんな部分が日本と異なっていて、いろいろと面食らったものでした。
日本にいるときは、まったくそのような情報を聞いたことがなかったので、その違いを知ったときは驚きが大きくて、「今は、異国にいるんだなぁー」と強く感じたものでした。
今回は、そのような習慣の違う部分より、2つご紹介させていただきます。
割引きの表示
日本のお店で商品を安くして販売するとき、それらの表示や言い方は「1割引き」とか「3割引き」というように言います。
もとの価格から何割分かを引くというのが日本の習慣ですが、中国ではそのようには言いません。
「8掛け」とか「7掛け」というように表現されています。
考えてみればいろいろんな表現方法がありますが、中国ではこのような言い方しか使わないのです。つまり、
日本語表示:
・1割引き/2割引き/3割引き
中国語表示:
・九折 / 八折 / 七折
jiǔ zhé bā zhé qī zhé
ということになります。
慣れないうちは戸惑うかもしれませんね。
気をつけましょう。
中国映画館の座席
中国の映画館では、基本的にすべてが指定席になります。
入場券に書かれた番号に従って座席に座りますが、日本と異なり、座席が真ん中で大きく2つに分かれているのです。
左側が偶数席(双号坐位)で、右側が奇数席(単号坐位)となっているんですね。
… 10 8 6 4 2 1 3 5 7 9 …
~~ 偶数~~ ↑ ~~奇数 ~~
ここが真ん中
何ぜこのような配置になったのかはわかりませんが、確かにこのような配置だと、座席番号の数字が若いほど真ん中に近くなるので、数字を見るだけで良い席かどうかがわかりますよね。
ある意味、少し便利ですよね。
民族が違うと、その生活様式が違うためか、いろんな部分の発想も変わってくるんですね!
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