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03 とてもわかり易い中国語の疑問文
「いつ」「誰」「どこへ」「何を」などの5W1Hの疑問文を作る場合、
英語が一番むずかしいというか面倒だと思います。それに比べて中国語
の場合は、本当にわかり易く簡単です。
中国に滞在してからすぐに中国語を勉強し始めたのですが、ちょっと
した肯定文を話せるようになってから、ほとんどすぐに「いつ」「誰」
・・・などの疑問文を話せるようになりました。
おかげで急速に友人達とコミュニケーションがとれるようになったもの
です。
それではどのように簡単だったのか・・。
このような疑問文を作ろうとしたとき、やるべきことは一つ。
相手に尋ねたい部分を「疑問代名詞」に替えて話すだけなのです。
わかり易い例を挙げます。
你今天去香港教日语。
nǐ jīntiān qù xiānggǎng jiāo/jiào rìyǔ
あなたは今日香港へ行き、日本語を教えます。
このような文があったとき、疑問文は次のようになります。
◆「誰」
誰が 今日香港へ行き、日本語を教えるのですか?
谁 今天去香港教日语?
shuí jīntiān qù xiānggǎng jiāo/jiào rìyǔ
◆「いつ」
あなたは いつ 香港へ行き、日本語を教えるのですか?
你 什么时候 去香港教日语?
nǐ shénmeshíhou qù xiānggǎng jiāo/jiào rìyǔ
◆「どこへ」
あなたは今日 どこへ 行き、日本語を教えるのですか?
你今天去 哪里 教日语?
nǐ jīntiān qù nǎli jiāo/jiào rìyǔ
◆「何を」
あなたは今日香港へ行き、何を教えるのですか?
你今天去香港教 什么?
nǐ jīntiān qù xiānggǎng jiāo/jiào shénme
いかがでしょうか?
「なぜ」「どうやって」などの場合も、その対象となる語に対応した
「疑問代名詞」に置き換えることで、疑問文を作るのは一緒です。
日本人にやさしいこのような中国語は、英語の1/3、1/4の期間
で、日常会話くらいは話せるようになります。
(漢字をあらかじめ知っている日本人ならば)
是非、力を入れて取り組んでみてはどうでしょうか。
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