久しぶりの中国で貴重な体験
久しぶりに中国へ行ってきました。
1年ぶりです。行った先は広東省東莞市。
広大な中国の南端に近い場所にあります。
香港から電車で1時間ちょっとのところです。
今回は羽田から飛び立ち香港まで、そして中国へは電車で移動しました。
香港までは4時間前後、香港内の移動で1時間、そこからは1時間15分くらい。途中の待ち時間等入れて合計7時間くらいです。時差が1時間あるので正味は6時間の経過となります。
香港から乗った電車は日本の特急列車に相当するもので、約3時間かけて広東省の中心都市である広州東まで行きます。
全工程の距離ははっきりしませんが、平均時速90kmくらいだと思うので、3時間だと270kmほどの距離となります。
わたしが行った場所は、ちょうどその中間にある東莞市です。
一度香港を出たら列車は途中でまったく止まらず、東莞駅で一度止まるだけで、いつも寝過ごさないように注意しています。
もっとも寝てしまうとバッグなどが盗まれてしまう心配があるので、なかなか一人旅では寝ることができませんが。
今回の貴重な体験
さて、本題です。
今回の中国旅行で久しぶりに中国語を使ったのですが、その中でとても貴重な体験をすることができました。
中国語(あるいは英語やその他の外国語)を学ぶ上で、とても参考になることだと思います。
それは何か?
・単語や熟語、基本文はどれくらい覚えたらよいのか
・身につくようにするためにはどうやれば良いのか
ということでした。
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるようになっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語から遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と少し心配していました。
しかしそれはまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉が出てくるのです。その前までは頭の片隅にもまったく無い状態だったのに、そのときになるとフッと出てくるのです。
以前滞在した経験があるので、頭の中に体験とリンクされて覚えているからだと感じました。
単なる「知識」としてではなく、「知識+体験」という形で記憶されているものは、一味違うんですね。
話す必要が出てくると、以前に体験したその場面が引き金になって、簡単によみがえってくるということなのです。
とても、不思議でした。
ここ最近の語学の状況
ここ数年は圧倒的に英語を多く勉強していました。
しかし、今回のことで、今でも中国語の方がずい分上だと感じました。
中国語のボキャブラリや基本構文、文法などの知識は、英語よりもはるかに少ないにもかかわらずです。
違いは何か?
日常会話は簡単な単語、簡単な文、あるいはその組み合わせでほとんどを話しています。そしてそれを何度も何度も繰り返しているのです。
中国に長く滞在していたので、その実戦での使用回数が圧倒的に多く、使い慣れているというだけなのです。
瞬時に必要な(簡単な)単語や文を引き出して、組み合わせて使っているだけです。短い文を素早くつないで話しているだけ。
決して複雑で長い文は使っていません。
もちろんややこしい文法のことなど、まったく考えて話していません。
むずかしいことは考えず、「慣れ」と「感覚」に従って話しているだけです。それと半分以上は決まり文句を話しています。単語を入れ換えて。
ここに一つの答えがあるのではないでしょうか。
中国語を話せるようになり、日常会話を楽しめるようになるためには、さほど多くの単語や熟語、基本文は必要ないということです。
知識はほどほどで良い のです。
大事なのは、簡単な単語や文を上手に組み合わせられる「応用力」と「慣れ」があれば良いということなのです。
自信が持てるために
実践をしている中で、話せると自信が持てるようになるために大切なことは、次の2つだと思います。
1)話すことに慣れる(決して高尚な文章である必要はない)
2)わからないことがあれば「すぐに尋ねられる」
この2つがとにかく大事。
必要なことは、「少しの知識」と「実戦会話練習」ということになりますね!
最近は、「オンライン中国語会話レッスン」が簡単に安い費用でできるので、それを利用するというのも良いでしょう。
わたしの住んでいるところには、中国人スタッフがいる中国語喫茶というのがないのですが、東京など大都市にはありますので、こちらも一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。
そういう中で中国人の友人を作るというのが、一番の近道だと思っています。
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