中国の住まい
中国の家は日本の家と違って木製ではなく、全て鉄筋コンクリート
で作られています。
柱と壁
しかし日本の鉄筋コンクリート製とは少し違います。
4階建てか5階建てが多く床や天井はコンクリートで、壁はれんが
積みで表面は漆喰で仕上げているのが最も一般的です。
扉
そして扉は防犯のためか窓の無い鉄板製の扉が多く、ロックする部
分は2重3重4重のロックがかかるようになっています。
それでも空き巣狙いが多く、その道のプロは容易に侵入し、貴重品
を盗み出しているようです。
アパートでは、住む人が変わると必ず扉のロックを交換するのが普
通です。新しい人が、前に済んでいた人が合鍵を使って室内へ進入
し、盗難に合うことを避けるためです。
新しく部屋を借りたときは、全て交換するのが常識となっています。
それほど中国での盗難は多いです。
お金、テレビ、パソコン、自転車・・根こそぎ持っていかれます。
扉
回りが全て鉄筋コンクリート製で鉄製扉なので、室内の雰囲気が日
本に比べて冷え冷えとした感じになっています。
夏は涼しくて良いのですが、冬は零下まではいかないにしてもスト
ーブも無いため、とても寒く感じます。
寝室
床にふとんを敷いて・・ではありません。
アメリカ式というか、全てベットです。床の上に置いて、その上に
マットとシーツ、上にはふとんや毛布といったかたちです
キッチン
安いアパートの場合は、1畳程度のキッチンが部屋内にあります。
火を使う関係上、別の小さな小部屋となっており、ベランダとつな
がっている場合が多いです。
火事はガス爆発対策だと思います。
トイレ
室内ですが部屋の隅の部分を小部屋化して、その中がトイレになっ
ているケースが多いです。水洗式。
生活
一般の人達のほとんどはこういったアパート的建物に、一人住まい
あるいは2~3部屋のところに家族4、5人が住んでいます。
若い遠方から出てきた人はお金がないため、二人あるいは三人共同
で一部屋に住んでいるケースも多いです。
アパート代
上に書いたような部屋の場合は、とても安いです。部屋数が1つの
場合(広さは12畳程度)だと、1ヶ月300元程度で、日本円に
すると4,500円くらいです。
a:4183 t:1 y:0